株主・投資家皆様


Investor Relations

IR

IRトップメッセージ

株主様には、平素より格別のご支援、ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当期(2022年7月1日から2023年6月30日まで)の連結業績は、売上高、利益ともに過去最高となった前期から一転して、大幅な減収および減益となりました。この要因は、連結業績に大きな割合を占める化粧品事業において、「モイストクリームマスクPro.」を中心とする中国市場向け商品の販売が、現地メーカーとの競争の激化等により減少傾向で推移し、同事業の業績が大幅な減収および減益となったことです。

次期につきましては、健康補助食品事業およびヘルスケアサポート事業は若干ながら増収を見込んでおりますが、化粧品事業において、中国の法改正の影響による顧客の在庫調整が次期の上期まで継続する見通しであり、同事業の売上高がさらに減少する見込みです。グループ全体として、費用投下の抑制等により利益の極大化を図るべく運営してまいりますが、次期の連結業績は、化粧品事業の減収の影響が大きく、当期比で一層の減収および減益となることが避けられないものと予想しております。なお、次期の配当予想は、安定配当と株主様への積極的な利益還元を図る観点から、当期の金額を維持することとしております。

昨今の業績動向につきましては、株主様のご期待に応えることができず、誠に心苦しく存じております。次期以降の業績の回復に向け、グローバルな事業展開や戦略的投資等に関する豊富な経験と幅広い見識、証券金融市場に関する深い知見と経験を、それぞれ有する社外取締役2名を増員し、経営体制を強化することとしました。今後、事業シナジーのある企業を探索して積極的にM&Aを検討するとともに、中国市場をはじめとする海外展開に注力することにより、成長および収益の最大化を図ってまいります。また、国内市場においても、成長が期待されるヘルスケアサポート事業の活動を強化することや健康補助食品事業において新規開発した商材によって新たなユーザー層を開拓すること等により、成長軌道への回帰を実現してまいります。

株主様におかれましては、今後ともご理解、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長 石神 賢太郎

昭和48年1月5日生

1996年4月
(株)日本エル・シー・エー入社
2005年6月
当社入社 総務部
2007年11月
日本予防医薬(株)取締役就任
2009年9月
日本予防医薬(株)代表取締役社長就任(現任)
2015年9月
当社取締役就任
2018年1月
当社代表取締役社長就任(現任)